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大場内科クリニック

〒252-0231
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リーフキッズ保育園 相模原(当院院長が理事長の保育園です)

病気をわかりやすく解説

花粉症まとめ
(症状・診断・検査・治療

花粉症

花粉を吸入することで発症する季節性アレルギー性鼻炎を「花粉症」と呼んでいます。

1~4月に飛散するスギ花粉による季節性アレルギー性鼻炎は「スギ花粉症」です。

テキススギ花粉症が流行する1~3月は受験シーズンでもあります。早めの万全対策ができるように皆さまをサポートいたします!

大場院長
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季節性アレルギー性鼻炎

様々な花粉の種類があり、飛散する時期が異なります。

  • スギ 1~4月
  • ヒノキ 5~6月
  • カモガヤ 6~8月
  • ブタクサ・ヨモギ 8~9月

※季節に関係なくいつも鼻炎症状がある方は「通年性アレルギー性鼻炎」かもしれません。ハウスダスト・カビなどが原因のことが多いです。

実は私も花粉症ですが、毎年しっかり対策をしているためにほとんど症状はでておりません。ひとりひとりに合った治療法を相談して決めましょう^ ^

大場院長
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花粉症の症状

  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 鼻閉
  • 頭痛
  • 不眠
  • 日中の眠気
  • 集中力低下

また、花粉症症状のある方の約40%にせき症状がみられるようです。
※風邪症状のあとにいつもせきが残る方、気管支喘息・咳優位型喘息・咳喘息・アトピー咳嗽などの疾患をお持ちの方、早めにご相談ください。

花粉症の診断

症状や経過についてお聞かせください

当院では比較的確実な検査方法として血液検査をお勧めしています。スギを含む様々な花粉やアレルゲンに対して、抗体をそれぞれどれくらいもっているかを調べる「特異的IgE検査(RAST)」という検査です。スギなのかヒノキなのか、アレルギーや花粉症の原因について調べることができます。実は花粉症ではなかった、という方も少なくありません。思い込みだけで自分は花粉症だと診断し、治療を開始してしまっていることも少なくないのです。

※好酸球検査、誘発テスト、パッチテストなど他の検査方法もあります。当院では血液検査のみ行っております。

花粉症の治療

治療法は相談して決めましょう

内服薬には抗ヒスタミン薬、抗ヒスタミン薬・血管収縮薬配合剤、ロイコトリエン受容体拮抗薬、プロスタグランジンD2・トロンボキサンA2受容体拮抗薬、Th2サイトカイン阻害薬などがあります。点鼻薬(鼻噴霧用ステロイド薬)などを併用することもあります。眼の痒みや流涙には点眼薬も有効です。

症状が出始める前、1月末頃からの治療をお勧めしています。

抗ヒスタミン薬には眠気やインペアード・パフォーマンスと呼ばれる副作用があります。
保険適用となったアレルゲンエキスの舌下免疫療法ですが、当院では行っておりません。全身性副作用は少なく比較的安全とされているようです。

以前使用したことがある花粉症の薬がありましたら、教えてください。花粉症の治療薬には漢方薬もあります。

大場院長
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ひとりひとりに合った花粉症治療ちなみに私は例年1月から点鼻薬(鼻噴霧用ステロイド薬)を症状がない日もしっかり使用しています。

大場院長
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点鼻薬(鼻噴霧用ステロイド薬)を花粉飛散時期早々から使用することで、内服単独に比べて症状をより軽減できるという報告もあるようです。

大場院長
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インペアード・パフォーマンス

花粉症治療薬で使用することが多い抗ヒスタミン薬の副作用、抗ヒスタミン薬が脳内に移行することにより生じます。
自分でも気づかないうちに集中力、判断力、記憶力などが低下している状態、“パフォーマンスが低下している”状態となってしまうことがあります。
仕事、勉強、自動車などの運転、スポーツなどで影響が出るとされています。海外では抗ヒスタミン薬を内服した状態で自動車運転することがすでに問題視され、今後日本においても同様の注意喚起が積極的になされていくことになると思われます。

車の運転はくれぐれもご注意ください。抗ヒスタミン薬を内服していて、どうしても不安な方はお気軽にご相談ください。

大場院長
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