帯状疱疹ワクチンを
打たないと損する4つのこと
（シングリックス筋注用）

帯状疱疹ワクチン
（シングリックス筋注用）を
簡単にわかりやすく解説

帯状疱疹を予防したい、帯状疱疹になりたくない、両親や周りの高齢者が帯状疱疹にならないか不安、帯状疱疹ワクチンについてきちんと知りたい方に向けての記事です。

※帯状疱疹ワクチン（シングリックス筋注用）は50歳以上の方が対象です。

帯状疱疹になると損する4つのこと

帯状疱疹になると痛い！

ピリピリ、チクチクとした痛み、耐えられない

こんなに痛い、つらいなんて知らなかった

かゆみや違和感ではじまり、ピリピリ、チクチクとした痛みを感じます。
服がすれるだけで痛みを感じ、だんだんと悪化していきます。
痛みのために夜も眠れない、何もできないという方もいらっしゃいます。

グラクソ・スミスクライン株式会社 帯状疱疹予防.jpより許可を得て転載

赤い発疹には水疱がみられるようになり、その後かさぶたのようになっていきます。
体の片側の一部にみられ、両側に同時にみられることはありません。

数年間続くことも……帯状疱疹が治った後の痛み

かゆみや違和感ではじまり、ピリピリ、チクチクとした痛みを感じます。
服がすれるだけで痛みを感じ、だんだんと悪化していきます。
痛みのために夜も眠れない、何もできないという方もいらっしゃいます。

グラクソ・スミスクライン株式会社 帯状疱疹予防.jpより許可を得て転載

発疹や水疱が治った後も、帯状疱疹によるつらい痛みが続くことがあります。
帯状疱疹後疼痛といって、50歳以上で帯状疱疹を発症した約2割にみられます。
針で刺されるような、焼けるような痛みが数年単位で続くことがあります。

失明、顔面神経麻痺などの重い後遺症

帯状疱疹の約2割は、頭部・顔面にみられます

帯状疱疹の影響が眼に及ぶことも

つらい症状、障害が残ることも

帯状疱疹による顔面神経麻痺

頭部や顔面の帯状疱疹は、眼や脳神経に症状がでることがあります。
重症化すると、めまい、耳鳴り、難聴、視力低下、失明、顔面神経麻痺などがみられ、後遺症として症状と長く付き合うことになってしまいます。

通院・治療には「お金」がかかります

そんなにかかるの!?帯状疱疹の治療費

入院治療なると十数万円以上かかることも!?

帯状疱疹でクリニックや病院を受診し、治療薬や痛み止めを処方されると、健康保険の自己負担割合が3割の方は、1200円以上かかります。
痛みが治まらなかったり、治療経過を診てもらうために再度受診した際には、約600円かかります。

クリニックや病院の外にある薬局で、帯状疱疹の治療薬をもらう際には、処方される薬にもよりますが、約8000円かかります（アメナメビル等が処方された場合）。

帯状疱疹や患者さんの状態によっては、入院治療が必要です。
帯状疱疹になって、入院する患者さんは決して稀ではありません。
抗ウィルス薬の点滴治療費、いろんな入院費用、特に個室に入院する場合を含めると、10万円以上かかることも十分ありえます。

帯状疱疹の治療費は決して安くはありません。

帯状疱疹が治っても痛みが続けば、
さらに治療費がかかります

帯状疱疹が治っても、痛みやしびれが残ることがあります。
帯状疱疹後疼痛は、普段あなたが使っている痛み止めが効かないことも少なくありません。
帯状疱疹が治ってから、3ヵ月後で7～25％、6ヵ月後で5～13％が発症しているという報告もあります(※4)。

神経の痛みに効く薬が必要となり、薬代も痛みが治るまで毎月、約3000～4000円かかります（ミロガバリンベシル酸塩等が処方された場合）。

痛み止めの薬で十分な効果がみられない場合、ペインクリニックを受診し、ブロック注射を受けることもあります。
ブロック注射を行うと、1回の受診で数千円の治療費が毎回かかります。

帯状疱後疼痛にかかった患者さんの約20％は、治療後1年でもまだ症状が残っているという報告もあります。
毎月数千円の治療費が1年以上かかっていることになります。
帯状疱疹が治っても痛みやしびれが残ることがあり、さらに治療費がかかるのです。

※4　Thyregod, H.G. Et al.：Pain 128（1-2）：148, 2007

日常生活に制限がかかり、抑うつ状態になることも

痛みで体を動かせず筋力が低下、感覚障害の後遺症が
残り、気分が落ち込んでしまう患者さんもいます

明るい日常が失われてしまうことも

帯状疱疹による痛みのために、体がうまく動かせなくなり、家事、お仕事、日常的な動作に影響がでることがあります。
視力低下、痛み、めまい、耳鳴などの感覚障害が残り、気分が落ち込んでしまい、生活に影響がでることもあるのです。

このままお電話でワクチンの予約ができます！

あなたは大丈夫です、
帯状疱疹を予防するワクチンがあります

帯状疱疹にかかりたくないなら、
ワクチンを打ちましょう

50歳以上で約97%、
70歳以上で約90%の予防効果があります

もっと早くワクチン接種を受けていればよかった……
あなたはそうならないために

高い予防効果をもつ帯状疱疹ワクチンが開発されました。
あなたも帯状疱疹ワクチンを受け、帯状疱疹を予防できます。

50歳以上で97.2%(※2)、70歳以上で89.8%(※3)の予防効果が確認されています。
ワクチン接種は、帯状疱疹にかかったことがある方にもすすめられています。
現在その効果は少なくとも9年間以上、持続すると考えられています。

しかも、帯状疱疹後疼痛についても、50歳以上で100%(※2)、70歳以上で85.5%(※3)の予防効果があります。

帯状疱疹ワクチンは発売後まもなく海外で多くの方が接種を希望したために、品薄状態が続いていましたが、やっと日本にもワクチンが入ってきたのです。

50歳以上であればワクチン接種を受けることができます。
もっと早くワクチン接種を受けていればよかった……
あなたはそうならないために、帯状疱疹ワクチンを早めに打ってください。

帯状疱疹ワクチンがあることは、国内ではまだあまり知られていないようです。
ご両親や周りの高齢者にも、あなたが帯状疱疹ワクチンについて教えてあげてください。

※2　Lal H. et al.: N Engl J Med. 372(22), 2087-2096, 2015
※3　Cunningham AL. et al.: N Engl J Med. 375(11), 1019-1032, 2016

帯状疱疹ワクチン、どうすれば打てるの？

どこで？いくらで？痛いの？副反応は？

帯状疱疹ワクチンが受けられる医療機関は限られています

お近くで帯状疱疹ワクチンが受けられるか、こちらから探すことができます。

帯状疱疹ワクチンの料金

帯状疱疹ワクチン（シングリックス筋注用）は2ヵ月以上の間隔をあけて2回打たなければいけないので、当院では￥43,560かかります。
割高な印象を受けるかもしれませんが、ご存知の通り、帯状疱疹にかかってしまった場合、もっとお金がかかることもあります。

帯状疱疹は80歳までに約3人に1人がかかると言われています。
今まで病気ひとつしたことないあなたでも、帯状疱疹にかかる可能性はあるのです。

お住いの自治体により、ワクチン費用の助成を受けることができますので、役所や医療機関でご確認ください。

帯状疱疹ワクチンの副反応

筋肉注射する他のワクチンと同程度の副反応と考えてください。

注射した部位には、痛み、赤み、腫れがみられます。
筋肉痛、疲労、頭痛がみられることもあるようです。
いずれも多くは3日以内で治まります。
症状が続くようならば、医療機関に相談してください。

帯状疱疹ワクチン、もっと早く打っておけばよかった、あなたがそうならないために

あなたやご両親が帯状疱疹でつらい思いをしないために

50歳を過ぎたら、
帯状疱疹ワクチンを早めに打っておきたい

帯状疱疹になると、体力、お金、時間が削られます。
日常生活に制限がかかり、あなただけでなく周りにも影響が出ることも少なくありません。
水ぼうそうにかかったことがない人に、うつしてしまうかもしれません。

帯状疱疹ワクチンには90％を超える高い発症予防効果があります。

「もっと早く打っておけばよかった」
あなたやあなたのご両親がそうならないために、50歳を過ぎたら、帯状疱疹ワクチンを早めに打っておきましょう。

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